名刺交換マナー（名刺の受け方・渡し方）ビジネスマンの基本マナー

座ったままでは大変失礼です。座っている場合などは立ち上がりましょう。
目下の者から先に名刺を差し出すのが基本マナーです。
・訪問した場合は訪問者側から差し出します。
・営業活動などでは必ず自分から先に差し出しす。
・もし、目上の方から先に名刺を出された場合は「申し遅れました」と言って名刺を出しましょう。
名刺を読みやすいように相手側へ向け、右手で持ち、左手を軽く添えます。
社名、氏名を名乗りながら差し出す。
複数人での名刺交換の場合は、まず役職の上の者から名刺交換を行い、職位順に続きます。

左手で受け、右手を軽く添えます。渡し方の逆ですね。
名刺を持つ時には、相手の名前に指が掛からないよう注意しましょう。
軽く会釈をして、「頂戴します」や「いただきます」などの言葉を添えて受け取ります。
この時、名刺にちゃんと目を通します。「受け取ったけれど、興味はない」ような態度はいけません。
読み方が分らない場合は、「何とお読みするのでしょうか？」と、この時にちゃんと確認しましょう。
分からないままにして、後で聞くのはとても不作法です。
受け取った名刺はしばらく机の上に置いておきます。名刺入れを名刺受けとして使っても良いでしょう。
そして、タイミングを見計らって、丁寧に名刺入れに入れます。
複数人と名刺交換をした場合は、相手の席順にあわせて、名刺を並べておきましょう。
こうすれば、一度に名前と顔を覚えられなくても、名前を読み間違えるようなことはおこりません。
また、この時に一番役職が上の方の名刺は名刺入れの上に置くなどしても良いでしょう。

名刺を受け取ったら裏面などに後から見てもちゃんと思いだせるよう、面会日時や用件、相手の特徴などをメモしておきましょう。
メモをするタイミングは訪問先を後にしてから、また訪問された側であるなら相手が帰られてからです。
不要になった名刺はそのままゴミ箱にポイッではいけません。名刺には様々な情報が載っている為、シュレッダーにかけるなどの心くばりが必要です。